2009年12月28日

利権が絡みやすいのは石油消費推進側でしょ

この記事は植草氏の以下のブログ記事に対するコメントとして書いています。
ゴミ分別細分化とレジ袋撤廃運動の非合理性

氏の記事には大筋で賛成だ。効果が費用を上回る場合だけ行うべきとか、むやみに異論を封じ込めるべきではないとか。ゴミ出しにレジ袋禁止というのはゴミ袋業者の利権保護ですか?と私も思う。(そこまで書いてないけど)

ただ、この問題に関しては石油消費を推進する側に、温室効果ガスによる地球温暖化を否定する強い経済的インセンティブが働いているので、そちらを割り引いて考える必要がある。

太陽黒点説そのほかに対する科学的な反論は以前も紹介したけど、東大や国立環境所などの研究者の方がまとめたこちらの資料が素晴らしく分かりやすい。
「地球温暖化懐疑論批判」

これは異論の封じ込めではなく、個別具体的で説得力のある反論になっている。懐疑論を支持する人はこの資料の全てでなくてもいいので反論できないと立場がないだろう。


「武田氏はレジ袋が石油の不必要な成分を活用して作られるもので、石油を効率よく利用するにはレジ袋を使った方が良いと主張する。」という話ははじめて聞いたけど、直感的に「そんなはずはないだろう」と思う。
いわゆる割り箸論争と同じ構図を作ろうというのが武田氏という人の意図なのだろうが、あんな薄く加工して使えるものが「不必要な成分」とは無理があるだろう・・・と思うけど、こういう批判は元ネタを読んでからすべきなのでこのへんで。

ちなみにうちはジャスコのレジ袋を積極的にもらってゴミ袋として利用している。
・マンションの一括収集の関係で、レジ袋でのゴミ出しが容認されており、収集業者の作業効率に大きく影響しない(たぶん)
・ジャスコのレジ袋は断っても2円しか割引にならず、また同等の袋をゴミ袋用途で購入しようとすると8円くらいかかる
・大きいゴミ袋はうちの暮らしに合わず、キャパシティが余るため返って資源の無駄になる
というわけで、うちではそれが合理的なのだ。

ちなみに少し離れたところのオーケーストアでもよく買い物をするが、そこではレジ袋が有料で6円もするので買い物袋を持参するようにしている。


posted by naotok at 23:45| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 政治話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
昔、石油精製について学んだ事があります。
蒸留釜の入口から原油を入れると、出口からナフサから重油まで皆、一定の割合で
出て来てしまう。売れるものだけというわけ
にはいかない。出てきた物は『売らざぁー
なるまいで』で石油製品の氾濫する時代に
なったと教わりました。消費を推進する方の旗振りには要注意と思います。レジ袋を
どうするか 要はそれぞれが要らぬものを
買わずゴミを増やさない事でしょう。ごみ焼却も温暖化物質を放出していますから・・・
Posted by 西村フサコ at 2009年12月30日 11:49
コメントありがとうございます。
そうですね。一定量の原油に対する売価総額を高めることと、原油を効率的に利用することをすりかえることによる、売るための詭弁ですね。おそらくは。
機会があれば元ネタを流し読みでもして見ます。ただ、お金を払ってまで読むものじゃなさそうなので、近所の図書館にあったらですが。
Posted by naotok at 2009年12月30日 21:58
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